ハリの低下
ハリの低下原因
加齢とともに肌のハリが失われてきたという実感を持っている方は多いと思います。実際わたしもそんな一人。ではハリが失われる原因はなんでしょうか。
肌のハリはコラーゲンとエラスチン、そしてヒアルロン酸が重要な役割を果たします。
コラーゲンとエラスチンはタンパク質の一種なのですが、コラーゲンは形を作る半固形状の物質で、エラスチンはコラーゲン同士を網目状に結びつける役割を担っています。
そしてヒアルロン酸は潤いを与えてくれます。コラーゲンとエラスチンは線維芽細胞という肌にある細胞で作られるんですが、加齢とともにその細胞の働きが鈍くなるので、徐々にコラーゲンなどの量が減ってハリが失われていくんです。
また、紫外線や乾燥、活性酸素などの影響でも肌のハリは失われます。紫外線は真皮にまで到達して肌にダメージを与えて弱らせますし、活性酸素は線維芽細胞の働きを鈍らせたり、コラーゲンやエラスチンを変性させたりするそうです。
ハリの低下対策
ハリやたるみなどのケアに関して、マッサージで対策をしようとしている人は多いと思います。実際、特に美容成分の入ったオイルやエキスなどを使いながら行うマッサージは肌に効果的だと思います。それと個人的にハリやたるみの対策について大切だと思ったのは、マッサージなど外側からのケアだけではなく、内側からのケアも行った方がいいということです。
内側からのケアとは、食生活・生活習慣の見直しをするということです。
生活習慣が乱れたりタバコを吸ったりすると体内に活性酸素が増え、それが結果的にたるみを引き起こす一つの要因になります。活性酸素をなるべく生産しないようにするには、ストレスの発散や禁煙、紫外線対策や健康的な食生活などが大切です。
2017/06/29