プラセンタ製品について
プラセンタ製品の歴史
研究の結果、プラセンタの成分と美容効果は徐々に分かってきました。
でも実はプラセンタは紀元前からその効果が認められていたって知ってますか?
プラセンタの歴史は古く、クレオパトラも愛用していたとか。
また、中国でも4千年前からプラセンタが使用されていたという記録が残っています。
当時は具体的に成分の分析などは行われていなかったものの、若返りの薬として重宝されていたそうです。
日本では江戸時代ごろからプラセンタが少しずつ広まっていったようです。
百聞は一見にしかずと言いますが、美容成分が分析される前にすでに美容効果が認められていたんですね。
動物性プラセンタと植物性プラセンタ
ご存知の方も居るかもしれないので確認ですが、プラセンタとはもともと胎盤を意味します。そう、胎盤から作られるんです。
植物性のプラセンタ商品もあるようですが、植物性のプラセンタと動物性のプラセンタは似て非なるものなのでよく確認してみてください。
植物には胎盤は無く、似た機能を持つ胎座から抽出されたものをプラセンタと呼びます。胎座とは種子ができる部分にある組織のことです。植物性のプラセンタもたしかに栄養は豊富で美肌にも効果はありますが、動物性のプラセンタとは大きく異なります。特に違うのは、動物性プラセンタに含まれる成長因子が植物性プラセンタには含まれていない点です。
成長因子については別のページで説明します。
プラセンタ製品ができるまで
プラセンタエキスを原料にした製品はさまざま存在しますが、そもそもプラセンタエキスはどのような製法で作られるのでしょうか。
プラセンタとは胎盤を意味するのですが、プラセンタエキスの原料となるものは主に「豚、羊、馬、ヒト」が挙げられます。
もともと牛のプラセンタも存在はしていたのですが、狂牛病の影響を受けて現在は販売されなくなりました。
それぞれの動物から取り出した胎盤から血が抜かれて洗浄され、成分を抽出します。抽出には、タンパク質を溶かし出す加水分解法や、酸ではなく酵素を加えてタンパク質を分解する酵素分解法、凍結を行い細胞壁を破壊する凍結融解法などさまざまあります。
そして抽出された成分を濾過し、不純物を取り除いて滅菌し、プラセンタエキスが出来上がります。
2017/06/29