プラセンタエキスでベタつきが改善するって本当?
プラセンタエキスで肌のベタつきが改善されるそうです。そこで、なぜプラセンタエキスがベタつきに効果的なのかをまとめてみました。
肌がベタつく原因
肌がベタつく原因は「40代女性が抱える肌の悩み(ベタつき)」でも紹介していますが、主には乾燥と栄養バランスの偏り、そしてホルモンバランスの乱れが原因だと言われています。また、肌がベタつく原因には皮脂が注目さがちですが、実は正確には皮脂と汗が混ざり合って乳化した状態のことを指すようです。
肌は本来であれば自らのちからで保湿状態を保てるのですが、なんらかの異常があって乾燥したり、バリア機能が低下してしまった時に自己防衛機能として皮脂や汗を分泌します。つまり、肌細胞の状態を正常にすること、そして自らのバリア機能を働かせることが大切なんです。
プラセンタエキスでベタつきが改善する理由
肌のベタつきを防ぐためには肌細胞のバリア機能を向上させることが大切だと書きましたが、そこで役に立つのがプラセンタエキスなんです。プラセンタエキスには肌細胞を活性化させる成長因子やアミノ酸が豊富に含まれているので、肌細胞の自己防衛力を高めることができます。
また、プラセンタエキスの持つ働きの一つに保湿効果があります。これはどういうことかというと、その秘密はプラセンタエキスに含まれるアミノ酸にあります。肌の角質細胞が自ら作り出す天然の保湿因子にNMF(Natural Moisturizing Factor)という物質があるのですが、この物質の主成分はアミノ酸であり、実はプラセンタエキスに含まれるアミノ酸とNMFが非常に相性が良いんです。
そのためプラセンタエキスを肌に与えてあげることで角質層までアミノ酸が浸透していき、保湿因子の生成を促してくれるんですね。肌が保湿できるということは、乾燥を防ぐために分泌されていた皮脂を抑えることにも繋がり、結果的にベタつきを防ぐことができるんです。
つまり、プラセンタエキスを使うことでベタつきにくい肌になっていくことが期待できるんですね。
2017/06/29